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ストロング系日本酒 

方向性も、本質も見誤った「工業廃水」を神前に供えることはできない。


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この手の「生酒」の類も神社仏閣には残念ながらお供えできない
常温だと品質が落ちてしまう。


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缶チューハイやビール類ではストロング系の存在感が高まっており、コンビニエンスストアのRTD(チューハイ・サワーなどの低アルコール飲料)の棚の半分を占める売場も見られる。炭酸飲料やスナック菓子でもストロングと銘打つ商品が登場しており、もはや1つのトレンドだ。清酒においても今年に入って、6月に先行して小西酒造がストロング清酒を発売し、秋冬の新商品では他メーカーもスタンスはそれぞれ異なるが、ストロングに分類される商品を一斉投入したことで、清酒業界においてもストロング時代が到来することとなった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181014-00010000-ssnp-bus_all

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日本酒を貶めた大罪人である大手酒造メーカーがまた愚行を始めようとしている気がする。
「日本酒=悪酔い」のイメージが再来するだけでなく、またもや「不味い」烙印を押されてしまう。
酔いたいだけの飲料ではないのだ。

ブログ ストロング20171230190949.png
まさに「虚無の酒」

ある意味、それに徹しているチューハイのストロング系とはまた違う気がする。
あれも好きではないが「無し」ではない。

味わうでもない愉しむでもない、「虚無の酒」。
日本酒でもビールでもワインでも、その酒はどのように醸造され、場における扱われ方(飲み方)、そういった歴史、積み重ねがある。ストロング系にはそれがない。なので「虚無の酒」。誰が言ったか知らないけれど、とてもわかりやすい。素材の良さや地域の特性とか料理との相性を楽しむなんてありはしない。
生理現象のように酩酊するためのストロング系。ちょっとした麻薬でもあり、その辺の若者をアル中に誘う。

積極的なアルコール摂取を煽っている節が感じられるのがイヤ。

ブログ ストロング531bc8a0.jpg
ここまで揶揄されるのもなかなかスゴイのだが。


それに便乗する形になっている日本酒のストロング系。
追求しているのは味ではなくアルコール度数。大手酒造は「日本酒」を破壊するのが目的なのかな。


天と地の恵みを受けたお米と清い水が、目に見えない未知の過程(発酵)を経て酒となる。
だからこそ日本酒には「本道」に在ってほしい。米が天照大御神、水が素戔嗚、と解釈される節もあるようです。


そもそも大手酒造の名前が入っている酒とも言えない酒は目にも入らないし、それらを置いている店にはあまり行かないので、選ぶことが無い商品群ではある。お供えすることはまずない。

けれども、アルコールが強ければ良し、同じ値段ならばアルコール度数が高い方をチョイスする・・・そんな価値観が蔓延ってしまうのもまたイヤである。

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古代中国の青銅器「爵」。
酒器の一種らしいが、そもそも青銅器で飲む酒は美味いのだろうか・・・?
「泉屋博古館 青銅器コレクション」を見てきましたので、試してみたくなりました。


おついたちの自宅神棚にお供えした「本陣 純米ひやおろし生詰@潜龍酒造と 「白龍 純米吟醸」@吉田酒造はなかなかのお味でした。どちらもあっさりとしていて、前者はクイクイっと進む感じ。後者は飲んだ後からあと一口、あと一口と飲みたくなる感じです。


「良い酒」「美味い酒」というのは飲むのに意外なくらい「体力・気力」が要ります。
味がしなくなったら、あるいは不味い時は「心身に余裕が無い」ことが多いです。
美味い酒が飲めるのも家や親兄弟のお陰であることを再確認ですね。


ブログ さけ20160907100821067.jpg
家でしっとり楽しむのが基本なので、こういうのは行かない。というか、人が多すぎて行けない。
落ち着かないのだ。

ひたすらディスコミュニケーション。



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逆・教育勅語

逆・教育勅語というのを見つけました。
今更感はありますが、下記のニュースを見てピッタリな内容ではないかと。

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柴山文科相 教育勅語「使える分野十分ある」 野党一部から反発
柴山文部科学大臣は、2日の記者会見で、教育勅語についての見解を聞かれ、「アレンジしたりした形で使える分野は十分ある」などと述べました。これに対し、共産党の志位委員長は「非常に重大な発言だ」と批判し、国会で追及していく考えを示しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181003/k10011656861000.html

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その教育勅語ですが、明治天皇によって示された「日本人にとって何が大切か」という手本です。


【教育勅語の十二の徳目】
孝行 親に孝養をつくしましょう
友愛 兄弟・姉妹は仲良くしましょう
夫婦ノ和 夫婦はいつも仲むつまじくしましょう
朋友ノ信 友だちはお互いに信じあって付き合いましょう
謙遜 自分の言動をつつしみましょう
博愛 広く全ての人に愛の手をさしのべましょう
修学習業 勉学に励み職業を身につけましょう
智能啓発 知識を養い才能を伸ばしましょう
徳器成就 人格の向上につとめましょう
公益世務 広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう
遵法 法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう
義勇 正しい勇気をもって国のため真心を尽くしましょう



では、以下はそれを反対にした「逆・教育勅語」のコピペです。


一、親に孝養をつくしてはいけません。家庭内暴力をどんどんしましょう。

二、兄弟・姉妹は仲良くしてはいけません。兄弟・姉妹は他人の始まりです。

三、夫婦は仲良くしてはいけません。じゃんじゃん浮気しましょう。

四、友達を信じて付き合ってはいけません。人を見たら泥棒と思いましょう。

五、自分の言動を慎んではいけません。噓でも何でも言った者勝ちです。

六、広く全ての人に愛の手をさしのべてはいけません。わが身が第一です。
七、職業を身につけてはなりません。いざとなれば生活保護があります。

八、知識を養い才能を伸ばしてはいけません。大事なのはゆとりです。

九、人格の向上に努めてはいけません。何をしても「個性」と言えば許されます。

十、社会のためになる仕事に励んではいけません。自分さえ良ければ良いのです。

十一、法律や規則を守り社会の秩序に従ってはいけません。自由気ままが一番です。

十二、勇気をもって国のために真心を尽くしてはいけません。国家は打倒するものです。


とても分かりやすい教育勅語④より抜粋
http://best-times.jp/articles/-/4705

いや・・・・まんま共〇党員・・・。

・弟の死は肥やし
・母(親?)を売って友達を買う
・梨の腐ったのは娘にやり、栗の腐ったのは嫁にやる
・女は三日殴らないと狐になる
こういった諺のお国柄そのものとも言えるけれど。

ただ、今の日本でも、そう珍しくない光景とも言えます。


「お天道様が見ている」というように、教育勅語そのものを日本人なら今でもまだ何とか守っていると思います。日本の国民として、「国益に貢献する」という目的を達成する一助という前提で「みんなと仲良くしよう。」というのは良いのではないかな?と。

それを悪く言うのは何処の国の人だろう?
日本がきちんとしてた頃に戻られたら嫌って事なのかな。


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今月のおついたち 2018-10


ブログ おさけmain_img.jpg
※画像は借り物です

今月のおついたち。

神恩祈願の予約をしていない月なので、お酒を買って奉納しにいくだけ。
さすがにおとなしめの普通の服です。


ただ、最大の問題は「神社に神職さんがいるかいないか」なんですね。
「大きな神社」みたいに授与所に常に誰かがいるということがありません。地鎮祭などの出張、たまたま裏に引っ込んでいたり、ちょっと外出していたりすると誰もいない、というパターンがあります。他所から出仕して来られている方なので、休みの日は代理の方が来られてますがいずれにせよ同じです


まずは神社の入り口から遠目に境内か授与所に誰かいないかをチェック。いなければ、授与所を近くでチェック。そこで誰もいなければ窓から中を覗き込んで奥の方や予定表をチラっと見てみたり、といった感じですね。

ぶろぐ じゅよ おやま神社100443_05.jpg
加賀国 尾山神社の授与所。
ここは楼門も一風変わっておりますが、授与所の方もとても現代的です。


いなければ先にお寺の方へ行ってお参り。そこから再び訪れます。
ひょっとしたら今日は出張かもしれん、ということで少し家で休憩してから行きました。

おお、授与所の窓が開いている!
小走りに近づきましたが・・・・・・誰もおらん。

14時ごろに出直すかと参拝して帰ろうとしていると、「〇×さん、ちょっと待っててください~!」と声がしました。授与所に繋がっている、神社を管理している家の窓からです。

「出張で使った物を洗ってました」という事で、運良く会えることが出来ました。これでお酒が渡せます。
今日は2回目で会えましたが、たまに別の日になってしまう月もあります。そういう点では毎月予約して、祈願してもらった方がラクといえばラクなんですよね。

昇殿参拝もさせていただきまして、実に有難いことです。来月1日の月次祭&神恩祈願の予約も済ませました。今月の日曜日は大安のためぎっちり予定が詰まっているようで、おつとめご苦労様です。
そして来月は一大イベント「七五三」ですよ。

私「仏事ならまだわかりますが、神社でも大安・仏滅が関係あるんですねぇ」
宮司「意外と気にされている方はおられますよ」
私「でもあれって・・・わりと新しい”習俗”ですよね?」
宮司「そうです。まぁ、私が言うのも何ですけど、パターン化されてるだけですし」

個人的には二十四節気や春分秋分、夏至冬至、節分、彼岸、土用などの方を気にしております。


その後にお墓参りに行き、帰宅してからは神棚にお供えしておついたちのお祀りです。
祖霊にも神仏にも、お参りで始める月初めですね。


〇今月の奉納酒
・氏神さま用
「白龍 純米酒 火入れ」 福井県 吉田酒造
今回はドドーンと一升瓶。

・自宅神棚用
「本陣 純米ひやおろし生詰」 長崎県 潜龍酒造
秋限定ということで。

「白龍 純米吟醸」 福井県 吉田酒造 

自宅用は、前者はもともと要冷蔵のお酒。後者は量り売り。
なので、1時間くらいでお下げして冷蔵庫に入れておきました。


「(良い)日本酒=神気の申し子」ということもあるようで、神様とお酒は切っても切り離せませんね。

とはいっても、アルコールは体にとって「毒」でしかない、という研究結果も昨今では出ております。
肝臓が悪くなる。消化器系も悪くなる。脳にも悪い。「百害あって一利なし」。
こんなに美味しいのに・・・。
表があれば裏がある、ということでしょう。コーヒーだってカフェインがありますしね。


美味い酒やビールは大好きですが幸いにして「量が飲めない」ので、日本酒でもビールでも家族で分けて晩酌しています。



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