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年末詣で。 来年は子年。

来年は「子」の年。

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終わりの「了」と始まりの「一」の組み合わせ。
物事の終始はつまり、中心であり中枢。

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「チェンソーマン」より。


圧倒的な繁殖力は繁栄の象徴であり、大国主を助けた知恵のあるネズミもいる。
一方で人類を脅かす疫病や飢饉の原因でもある。
大黒様のお使いはネズミ。大黒様はマハーカーラ(大暗黒天:インドの魔神)。


「チェンソーマン」のレゼ編が最高の締めくくりを迎えたように、私も「年末詣で」で一年を締めくくってきました。


「年末詣で」。
一年の締めくくり。時期的に神社仏閣も人が少なく、「落ち着いてじっくり参拝できること」がありがたい。



昨年に引き続き、今年の年末詣では12月23日。
平成の天皇誕生日。
一年でもっとも太陽の日照が短い「冬至」の翌日。つまり「太陽の元旦」。
その日に年末詣でができたことはとてもありがたいと思います。

一年を振り返り、氏神さまの御前にて感謝を捧げます。
神恩感謝の昇殿参拝。修祓や祝詞、玉串奉奠・・・内容も順番も毎回ほぼ同じですが、一度として「同じ」だったことはありません。そして、大神様の御前というのは隠し事ができません。

『目に見えぬ神にむかひてはぢざるは 人の心のまことなりけり』 

明治天皇御製

明治神宮で引いた「大御心」の明治天皇御製を思い出します。


宮司さまのお心遣いで「大祓祝詞」もご奏上していただき、恐縮のかぎりでした。
宮司さまが事あるごとにおっしゃるのは
「ことさらにマナーや作法をひけらかさないこと」。
またTPOとともに変化していく生きた文化でもあり、作法には必ず「理由」があります。また「知っていると得をする」「恥をかかない」そういったものでもなく、また自分の心づかいの押し付けになってもいけない。


今時はそこかしこに跋扈する「マナー」ハラスメント。
気をつけねばなりません。


テレビやらスピ系の推しによる、参拝の際にやらねばならぬことがドンドン増えていっている昨今(笑)。
「得をしたい」「マウントを取りたい」そういった欲目を煽ってますからね。住所氏名年齢の告示は言うに及ばず、願い方の順番やまじないめいた参拝順、その他もろもろ、増えていく一方です。ますます参拝行列が長くなってしまいますね。

ぶろぐ ひだりがわo0968068314005535448.jpg


とはいえ、神社の参拝で守ってほしいのが「左側通行」。

単純に参拝者の往来をスムーズにするため、鳥居で揖する際にお互いに邪魔にならないため。
お互いに視線がかぶって気まずくならないことはけっこう重要(笑)。
一揖を日ごろからやっている人は前の人がそれをするタイミングがわかるのですが、普段やらない人はまったくわかりません。なので、帰りの一揖の際、振り向いたら真後ろの人と目が合うこともままあります。

また、よく言われる「正中は神様の通り道」ですが、正中は神気も通るけど昇殿で払われた「穢れ」も通るので避けた方が身のためです。

正中、つまり中道を意識して参道を歩くこともまた人生の縮図であります。




〇「年末詣で」の奉献酒。

氏神さま
・うらろまん 純米吟醸 一回火入れ @花泉酒造:福島
同酒造のお酒から数種類をブレンドした一年一回のお酒。


自宅神棚
・白龍 純米磨き九割 @吉田酒造・福井
普段のごはんと同じ精米で醸し出した「普段のお酒」。おかわりしたくなるお酒ということで、正月に試したいですね。



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