ロイヤルオフ会と「めっちゃ天皇!」発言
烏が黒いのは何故か。太陽を背負うからこそ、もっとも深い闇の中にいる。
「即位礼正殿の儀」において21発の祝砲の後に烏の鳴き声が響き渡ったという
夜、眠たくて起きていられない・・・ことが多くて、ブログもすっかりご無沙汰しております。
先の伊勢参拝から9月のおついたち参り、「即位礼正殿の儀」に合わせた氏神参拝などはこなしておりました。
先の伊勢参拝の続きですが、伊雑宮で日本酒を奉納したらすぐにお供えしてもらえて、ちょっと感動した話。
「あのお社の前に私の奉納したお酒がッ」という感じで有難さもひとしおでした。
本来的には地元の酒屋(伊勢市か伊雑宮の近所の酒屋)で購入した方が「伊勢にお金を落とす」意味合いではよいと思いますが、今回は「大阪の酒」ということで「天野酒」を持参いたしました。
そして10月22日。「即位礼正殿の儀」。
11月に行われる「大嘗祭」と並んで、天皇陛下が天皇陛下になられるための重大行事です。神事、秘儀、皇室の性格が強い大嘗祭が「裏」ならば、「即位礼」は表で「国事行為」ということです。
なので、氏神様で「国家安泰」を奉納祈願してまいりました。
大神様の御前でいつもより力の入った祭祀の宮司さんに、こちらもいたく感動です。
この日この時に立ち会える喜び、ですね。
参拝の最中、後ろの拝殿(賽銭箱の前)で、住所・氏名・年齢の後に祈願内容やら感謝やら何やらをゴニョゴニョ述べる参拝客が登場。おもわず吹きかけました。うっとうしくはなかったのですが、これを聞かされる大神様の身にもなってください(笑)。ゴリ押し感がひどい。
大神様の前では何も言わず、ただ日々の感謝を思うだけがベストではないか、と再確認した次第。
住所氏名等を述べるというのはどこから始まったんでしょうね?
帰宅して「即位礼正殿の儀」の動画やら中継やらを見ました。
上品で深い色合いの黄丹袍(おうにのほう)に身を包まれた秋篠宮殿下が御腰に佩くのは代々の皇太子に伝わる「豊後国行平御太刀」ではないですか。このように実際に着装されている状態を見ることができるのは稀なことです。秋篠宮殿下におかれましては昨今の”揚げ足取り”にも似た周囲の非礼なはたらきかけに負けず、お気を強くもっていただきたく・・・。
皇室が庶民に親しみやすくなるのは良いのですが、あまりに「開かれた皇室過ぎる」のも考え物です。いろんな輩がいますから。
高御座におわす天皇陛下におかれましては、そのお姿から何から何まで、威厳めいたものを感じます。「大嘗祭」が済めば、さらにその格を増すことかと思います。
一方で参列者側は世界のロイヤルばかりで、これほど集まることはなかなかないでしょう。この後に開催された「饗宴の儀」に至ってはネットで「ロイヤルオフ会」とまで言われてました。オランダ、ベルギー、スウェーデン、スペイン、ルクセンブルグ、中東諸国の王侯貴族。大英帝国のチャールズ皇太子。バチカンの枢機卿。”カーディナル・レッド”ですが、本物は違う・・・。
おもわず唸ってしまった。
お金、経済力、軍事力では動かし難い人々・・・。そういう層の人たちが集まってくれたのは、やはりとてつもなく長い歴史を持ち、男系の万世一系という世にも稀有な存在である「天皇」だからこそだと思います。
言葉を借りるならば、
『限りなく古く、また常に新しい』
の顕現なのですから。
トルメキア王国 ヴ王
土鬼諸侯国と交戦中のため日本国の「即位礼正殿の儀」には参加されず
そういう存在に対して、話題になった反応が、
「めっちゃてんのうなんだけどおおおお!!」
反応がポップアイドルと変わらないんじゃないかな?
細かいことはさておいて、これはこれでよろしいかと思います。日本人の心に根付いている何かの発露、ではないですかね。
まぁ他国から見れば贅沢が過ぎる話ですけど(笑)。
少なくともですね。
「生き恥」の体現であるどこぞの知事さんとはくらべものにはならん話です。
〇即位礼当日祭における奉納酒
・「秋水 特別純米」 河津酒造@熊本県
自宅神棚用
・玉旭 MOTHER 酒母搾り純米〇原酒 玉旭酒造@富山県
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