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明治神宮と靖国神社、麻賀多神社参拝 その1


ぶろぐ めいじじんぐうmeijijingumap.jpg
明治神宮は広かった・・・。



7月度の「おついたち参り」を書くのを先延ばしにしていたらこの有様。

月次祭からの神恩感謝奉納祈祷でしたが、終わってから神職さんよりお知らせがありました。

正宮司になったこと。
今までは他の大きな神社と掛け持ちでしたが、こちらの正式な宮司になったこと。

毎月1日早朝の「献湯神事」を宮司として取り仕切り、月次祭も続けて執り行いたいとのこと。
(なので、今までの月次祭参列→神恩祈祷は続けて出来なくなるのは申し訳ない、と。)

ぶろぐ けんとうさいkentousai2.jpg
献湯祭(献湯神事)。
神社によっていろいろ。氏神さまのところは毎月やっている。


御目出度い事なので、言葉足らずではありましたが心よりお祝い申し上げました。
宮司になって、より多くの人に氏神さまに参列してもらいたいというお気持ちを感じました。


さて、月末。
靖国神社と明治神宮。そして噂の麻賀多神社(千葉県成田市)参拝を計画。知人と会う約束もし、何年かぶりに上京しました。


靖国神社の何がスゴイか。
昇殿参拝が「お気持ち二千円」から出来てしまう有難さ。
英霊を顕彰するために、多くの人に参拝してもらいたいというコトでしょうかね。

靖国神社は明治2年(1869)6月29日、明治天皇の思し召しによって建てられた「招魂社」がはじまりです。
明治天皇の、
「我國の為をつくせる人々の名もむさし野にとむる玉かき」
という御製(ぎょせい:お詠みになられた歌)からも分かるように、国のために散っていった御霊を慰め、その事績を後世に伝えること」が目的です。


「死人に鞭打つ」習俗の強い大陸や半島には理解しがたい事だとは思います。
天皇陛下や総理大臣が参拝できない理由は多々あるのでしょう。だからこそ我々一般庶民が率先して参拝し、祖霊を顕彰する必要があると感じています。



ただ。

これは神職さんも苦笑いしてましたが、靖国神社のイメージ・・・「護国神社」系のイメージがなぁ・・・ちょっと行きにくいですよね。ビラ配り、黒い服、いかついクルマ・・・何だかなぁ、と。


「ぷらっとこだま」で4時間と30分かけて靖国神社に到着。
思ったより普通でした。

というより、広い境内にスーツが私ひとり。しかもフォーマル。

「あっれぇぇ・・・?」


昇殿参拝に至っては、他の人たちが平服どころか「普段着」。
(若い人たちだったんで仕方ないです)

ぶろぐ ひやあせdaddy_07.gif

「あっれれぇええええぇぇえええ???!」(冷汗)

私ひとりだけがガチガチのガチ勢。

参集殿で受付を済ませて、胸に参拝証明のシールを張り付けて奥の待合で待ちます。
特に戦没者・祖先の名前を書かなくても良いようで、その場合は広く神恩感謝になるみたいですね。


ちょっと調べましたが、午後2時ごろには何か神事があるのでそこそこ待つことがある。
団体にかち合ったら待たねばならない。
そんな感じだったので明治神宮に先駆けて午前中に参拝しました。


鏡を見ながらネクタイを直しているとすぐさまお呼びがかかりました。同席するのはさきほどのそこそこ若い集団。

あとは他の神社でも大して変わらない順序で進行します。手水で身を清めた後、神職の後ろに続いて回廊をしずしず歩く。修祓(お祓い)を受け、その後階段を上って昇殿。

祭壇には木彫りの枠にはまった大鏡があります。湊川神社、大阪護国神社と並ぶ、戦前の研磨技術による大鏡だそうです。
その上に明治天皇の御製の額が掲げられています。

“ 我國の 為をつくせる 人々の 名もむさし野に とむる玉かき ”



おおよその手順は同じ。しかし、最後に「黙とう」があったのが印象的でした。
本殿から下がって回廊で盃にはいったお神酒(直会)を本殿に向かって飲み干し、待合室で「撤下品」を受け取ります。参集殿を出て終了。

後から思い出したのですが、たしか本殿に移動する途中に「鎮霊社」というのがあったようなのですが、すっかり失念していました。国内外問わず、戦争や事変で亡くなった人々を慰霊する社だそうです。

当たり前ですが、やはり昇殿参拝は緊張します。もちろん良い意味での緊張で、厳かさや畏れ多さ、自省、感謝・・・そういった様々な思いや雰囲気の中で過ごすひと時は最高の「祓い」かもしれません。
もちろん「個人の願意」がないことがお約束ですが。



靖国神社は、一般的な土地神や精霊を祀る神社ではなく、それでいて天満宮や東照宮とは異なる新しいタイプの「人を祀る神社」であり、「湊川神社」と兄弟的存在と言われています。Wikiからですが、なかなか面白いですね。

さて、撤下品の中には遊就館の割引券がありますが、ここはまともに観ていると90分は軽くかかるので、泣く泣く省略。御朱印もちょっと並んでいるし、ましてスーツで行くのもなぁ・・・・ということでこちらも省略。昇殿参拝しただけで十分です。

少しばかり境内を散策して、明治神宮に向かいます。




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