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小銭支払いは、カルトンが”おまる”に見えてくる時がある

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このポップの下の方にある「財布から細かいお金を探してだす行為の制限を時間5秒とさせていただきます」というのを見て思い出しました。

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カルトンが”おまる”に見えてくる時がある。
小銭支払いは他人の「生理現象」を見せつけられている気持ちになる。


※カルトンとは支払いのやりとりの時に使われる小さめのトレイのこと。



レジで支払い金額が確定した後に財布を開けてゴソゴソと「気張り」だす。

1まぁーい2まぁーい3まぁーい・・・。
出したい出したい1枚でも出しておきたいこの機会に、と言わんばかりの勢いで自分の世界に入り込み、使い勝手の悪そうな財布から便秘のように小銭を穿り出す。

当時、「小銭べんじょ」と命名した。

客の「排泄欲求」に付き合うのは意外にストレスが溜まる。
遠い目をして棒立ちの私、増える行列。
公衆の面前で排泄するのはさぞかし気持ちよかろうて・・・。
不要と思われるものを出しておきたい、皆の前で。


ぶろぐ こぜにIMG_0877-768x1024.jpg

「あ、小銭出したい」

便意発動である。
レジが完全停止。もちろん従業員(1名)の業務が完全停止。
金銭授受最優先なのでうっかり他の作業もできない。

行列がドンドン長くなる。
ほかの店員はフロアの接客に追われ始めてきた。

出し終わったか。
すっきりした顔の客をしり目に、カルトンの上の小銭を数えなければならない。
小銭を逐一数えた出した本人はわかるだろう。
しかし、こちらはそれを念のため確認しないといけないのだ。
レジが続くと「ゲシュタルト崩壊」気味になるので小銭がたまに分からない時が出てくる。


さらに遅いのが「神経反応遅延タイプ」で、
1.支払金額を伝える
2.札を出す。動きがいったん止まる。
3.念のため「よろしいですか」と確認して、
4.いざ打ち込む直前で

「あ、待って」

財布の小銭を出し始める、というか見始める。
小銭入れを出す、財布を開ける、探し出すという3アクションになるとパターンもありあり。


単細胞生物の方がまだ神経反応が早いんじゃないかな~。そういえば単細胞生物って神経あったっけ?なかったよな。単細胞だけで生存しているという点では凄いんだよなぁ・・・。
そもそも脳の構造が違うのかな。
など思いながら時間をつぶす。
後ろで待っている客に「このゾウリムシ未満の、無駄に細胞数だけ多い人型生物が悪いんですよ」とテレパシーで伝える。

※類似として
「後知恵タイプ」
「後知恵バイアス」とはまたニュアンスが異なり、ひとつの事象をきっかけとして後から後から思考や欲求が生じてくる。
一つ買ってはまた一つ買う。まとめてレジではなく、複数回に分けて買う、など。
行為としては「コンビニ買い」ともいう。
→DQNや小中学生が一つ買ってはまたひとつ買う、という行動を繰り返すこと。
 集団型で流されやすい若年層に多いと思ったが、大人でも意外と多いことに後に気づく。大人の場合は店員などの反応を見る集団内での自己主張の一環である「愉快型・冒険型」ではないと思われ、そういう点では意外に闇が深い気もする。


段階型の直列思考であり、A→【B(→C)】の場合、Aという事象が完結しなければBという事象・段階は出現せず、またBの事象が完結しなければCは出現しない。
ひとつの事に対して「こだわり」が強すぎるために次のフェーズが出現しないという点では一種の発達障害なのではないかと思うこともあり。



ただ、たまにスマートなお客さんもいて、あきらかにこちらにストレスを感じさせないスムーズな動作、出し方、数えやすい(認識しやすい)置き方をする人もいた。
老若男女関係なかったので、これはやはり人によるとしかいえない。
育ちや教養、心の余裕ってやつかもしれないけれど。




トップの画像の主張ですが、これからの日本はこれくらいでちょうどいいんじゃないでしょうか。
商品やサービスを間に挟んで5分と5分。
サービスを受けたければもっと良い店に行かないと。

サービスを過剰に欲求する乞〇根性はイヤですね。

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