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伊勢神宮参拝 &瀧原宮・伊射波神社 その1

8月の末、1泊2日で伊勢神宮を参拝してきました。

外宮・内宮・月夜見宮・倭姫宮・月読宮・伊雑宮・瀧原宮と伊射波神社です。


ルートの概略はこんな感じです。
1日目
近鉄・伊勢市駅→(徒歩)→外宮→(徒歩)→月夜見宮→(徒歩)→伊勢市駅・宇治山田駅
→(以下レンタカー)→伊雑宮→佐美長神社→瀧原宮→宇治山田・伊勢市駅
→(徒歩)→伊勢市のホテルで宿泊

2日目
伊勢市のホテル→(電車+徒歩)→内宮→(電車+バス+徒歩)→伊射波神社
→(バス)→月読宮→(バス)→倭姫宮→(バス)→伊勢市駅→帰宅

私の神宮参拝の基本ルートが「外宮→伊雑宮→内宮」であり、また今回は内宮の早朝参拝をしたかったので、このような順になりました。移動手段は徒歩、バス・電車、レンタカーです。
レンタカーは伊雑宮~瀧原宮。徒歩は五十鈴川駅~内宮、安楽島バス停~伊射波神社です。

また、飲食関係には時間も費用も一切かけず、食事はほぼ事前に買い置いた分とコンビニで購入した分で適宜、済ませています。カロリーメイト、クラッカー系、エネルギーチャージ系、サラミ、おにぎり、パンケーキ、サンドイッチ等。特にサラミは塩分補給と”肉ッ気”による気力快復が思いのほか効果がありました。喉が渇くので水分がきっちり確保できる条件が必要になりますが。

神宮参拝中はダークスーツ(ビジネススーツ)着用です。移動するのでフォーマルスーツはちょっと難しいですね。さすがに伊勢の夏は暑いので、移動時は帽子着用。上着は脱いで移動用ハンガーを利用してカバンにかけてました。一の鳥居の前にくるといそいそと脱帽して上着を着用し、お手洗いなどがあればそこで軽く整える感じです。外宮、内宮では御垣内参拝があるのでよりしっかりと身なりを整えます。



近鉄・大阪難波駅07:05発の特急で伊勢市駅へ。
伊勢市駅に到着は08:54です。

ぶろぐ 8月 いせしIMG_4675.jpg

コインロッカーに不要な荷物を預けて外宮に向かいます。
主要な荷物は、
・神札入れ:100均で買ったアルバムなどを利用した縦長の自作ケース。
 神宮の「剣祓」が折れやすい為、移動時にはここに収容して保管。
・飲料水:伊勢の夏は暑いです。
・御朱印帖:今回は外宮で頂きました。
・メモ帳や観光チラシ、地図、おやつなど


ブログ けんはらいnaiku_p01.jpg
神宮公式サイトより。
「剣祓」は構造上、とても折れやすいので持ち運びには注意が必要。
折れても完全に切断してなければ大丈夫らしい。


伊勢市駅から徒歩で外宮に到着。
伊勢神宮では「内宮よりも外宮を先に参拝する」が古来からの習わしです。

ぶろぐ 8月 げくうIMG_4676.jpg

火除け橋を渡り、第一鳥居をくぐる前にお手洗いで簡単に服装を整えます。
鳥居はもちろんですが火除け橋もある意味「結界」であるため、一礼が欠かせません。
古札入れに古い剣祓を納めた後、順番としては真っ先に御正宮。さらに御垣内参拝なので緊張します。
慣れるものでもありませんけどね。
特に祈願はありません。感謝を奉げるのみです。

豊受大神(豊宇気毘売神)が御祭神とされますが、一説には天之御中主神であり国常立太神であり、はたまた北極星であり北辰でもあり太乙でもあると云います。坐す次元が違うとその形もまた異なるということでしょうか。多重構造ですね。


外宮では、御正宮→多賀宮→土宮→風宮 と回ります。
下之御井神社は気が向けば参拝しますが、基本は遠くからちらっと遥拝するくらいですね。

ほとんどが観光客で、もちろんスーツ姿は私ひとり。仮にも神宮であるし、半袖半パンはいかがなものかと思いますが、そのあたりは個人の自由なので強制することもできません。
新しい御朱印帖と御朱印をいただき、外宮を後にします。
今度は御神楽奉納できると良いのですが。


徒歩圏内である月夜見宮を目指します。「神路通」を歩いていきます。
ここには本殿の横手奥に祭壇と狐の置物があります。もちろん神宮とは関係ないのですが、なんだか地元の土着信仰みたいな感じですね。

御朱印をいただきますが、外宮の御朱印の横は内宮用に空けておいた方がいいよ、と神職さんのコメント。特に何も考えていなかったのですがせっかくなので仰せのままに。

月夜見宮から伊勢市駅へ。
この時点で10:20くらい。

そこから一駅隣の宇治山田駅に電車で向かい、予約していたオリックスレンタカーでクルマを借ります。
「伊勢神宮参拝きっぷ」の特典で料金が30%オフになります(要予約)。

手続きや説明で意外と時間がかかり、宇治山田駅を出発したのはおよそ1130くらい。そこからナビに従って伊雑宮を目指します。
レンタカーの店の人によると、伊雑宮周辺にくるとショートカットの道案内が出るそうで、それに従って住宅街みたいなところを横切っていくとパーキングにたどり着けないとのこと。
いったん、線路沿いの国道へ出た方が良いと教えてもらいました。
(上之郷駅を目指す感じで行くと良いらしい)

有料道路は使わず、おおよそナビの予想時間である40分くらいで到着。けっこうな峠道でした。
伊雑宮は「御田植祭」とダビデ形象の神紋が有名です。
ここは外宮・内宮から離れているにもかかわらず、近年は意外にポツポツ人がいます。単独で参拝できたことは少ないですね。今回はちょっと派手な親娘連れがいました。どちらかというと「ガチ勢」が参拝にくる印象があるところなので、なんか違和感ありました。

予定通り、剣祓と御朱印を頂戴しました。
ここからクルマで佐美長神社へ向かう予定でしたが、どこをどう通り過ぎてしまったのかという具合で、止む無く伊雑宮の駐車場に戻り、そこから徒歩で向かいました。距離はおよそ800m。

ぶろぐ 8月 さみながIMG_4623.jpg
「佐美長神社」
この少し横にクルマが停まれるスペースがあります。
(駐車場ではありません)


ここは無人の小さな御宮です。御宮の周りは白い石が、外側には黒い石が敷き詰めてあって綺麗な感じです。本殿のすぐ近くには小さい小さい御宮が4つ並んでいまして、それらは「佐美長御前神社」です。佐美長御前神とされていますが、一説によると祓戸四神であるとも。となると、スサノオに関連するのかもしれませんね。

駐車場に戻り、贅沢にも車内クーラーをガンガンに効かせながら軽く食事。ついでに瀧原宮への道を確認。

続く。

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