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玉串奉奠というハイライト

今月もおついたち参りが無事に終了。

ブログ おついたいtu001.jpg
今回の「神示」(笑)は「油断大敵」。
「正神は言挙げせず」なのでどう捉えるかは勝手なのだが、あまりにも我がことながら手落ちがひどい。
準備不足という油断。当日の朝になって「玉串料」を用意していないことを思い出すという迂闊さ。お酒を買いに行く算段に気を取られていた。

朝起きてスーツに着替え、自転車で酒屋に。ちょっと良いものを置いている酒屋である。
お酒のチョイスは適当である。その時その場の直感と財布の中身に因る。
そして酒屋を出たら雨。
「禊の雨」とはいうけれど、暑いし湿気がすごいし、少々堪える。

今回の迂闊を戒めるという点ではたいへんに有難い雨であろう(苦笑)。


時間にも間に合い、いつもと変りなく祈祷開始。
祝詞奏上に際して蚊がブンブンと手元に寄ってきたが、殿上でさすがに殺生はできないため、払うだけに留まる。

祈祷が終わり、神職よりお言葉を賜った後、にこやかに

「・・・(作法を)勉強してきましたね?」
「これは恐れ入ります」(ニヤッ)


そう、玉串に際しての所作をある程度予習・復習してきたのだ。
それに前回のおついたちに際して、簡単な資料もいただき、加えてごく軽くレクチャーを神職より受けている。



「一般の方ならば何の問題もないレベルです。」

その後、足の運び等、すっごく細かいところを教えてもらったが、
もちろん覚えきれるわけがない。勿体ない・・・(悲)。

足の痺れもあり、誤魔化すのが大変であった。



お話を伺っていると、やはりこういう作法も完全には統一がなされていないこと。
その場その場での簡略化もあること。
意味が解っている人といない人が居る事。


これはもう太極拳や武術と同じだなぁと。

國學院や皇學館で違ったり、先輩後輩、地元の総代、神社本庁、いろいろ違う苦労があるようで、
私のところ(太極拳)もそうですよ~!

・・・とはまだ言っていないが、実によくわかる。



玉串奉奠(たまぐしほうでん)という実に緊張感のともなうハイライト(3分も無い)をこなすために、礼儀作法の勉強も必要になって来るとは(笑)。
神前にて無駄のない所作を志すのもまた神恩感謝のひとつ、ってことで。
ただ、所作における物理的な身体操作という点でも興味はある。

絶対にやらないといけない事はなくて、私がやりたいからやっているだけ。
宗教的信仰というより、半分くらいは自分に課する修行気分ですね。


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