今月のおついたち 2018年12月
バカ陽気な12月初旬。
こういう時は反動が怖いんですよね。
遅れながらのおついたち参り。
神恩奉納の昇殿参拝は無しの略式です。
神職さんの御厚意に甘えさせていただき、昇殿させて参拝することができました。
参拝後は有り難くも作法の簡単なレクチャーも受けることが出来、何たる僥倖です。
やはり難しい。
カタチだけでなくようやく動きにまで言及していただきましたが、
揃えたら、動くのではない。
揃えつつ、動く。
「揃える→次の動作」の間が0.5秒もない。
が、確実に一瞬の間がある。
A→B→C→
ひとつ終わってからまたひとつ始めるのではなく、
A→
B→
C→
こういう感じですか。
上手くは書けませんが、太極拳にも似た動き。
極みと澱みがない、連綿と続く動作ですね。
年末の御挨拶の神恩祈祷の予約をしましたが、迷った結果、
「天皇誕生日」である23日に決定しました。「冬至」は来年もありますからね。
平成最後のこの日。ひとつの大きな節目でありましょう。
新暦1月の初詣はあまり重要視していないので適当に、3、4日くらいの予定です。
今月の奉納酒
今月はちょっと予算オーバー。
前から気になっていたんですが、酒屋さんの神札がきちんと神棚に入れられていたのは好印象。
個人的所感ながら良い事だと思います。
〇氏神さま
「白龍 純米大吟醸 吉峯」 吉田酒造@福井
その名前は、約1300年前、泰澄大師の開いた吉峰寺に由来するそうです。
泰澄大師といえば白山ですし、これはなかなかのめぐりあわせですね。
〇自宅神棚
「利休蔵 純米酒」 堺泉酒造@大阪
へ~、堺だって・・・。
堺は古来より超・閉鎖都市のイメージが強いんであまり好きではないのですが、こういった途切れた酒蔵の復古であるとか挑戦とか、そういうのは好きなので試しで購入してみました。
「十ロ万(とろまん)」 花泉酒造@福島
どれを飲んでも良い意味で同じなのがロ万(ろまん)・・・とまでは言いませんが、好きですね。
「めごねっか もち米焼酎」 奥会津蒸留所@福島
前から気になっていた焼酎。
「これ、美味しいんですか?」と素人くさい聞き方にも関わらず熱い説明をしてくれた店主を信じて購入。
たしかに麦や芋はたくさんあるけれど、米焼酎はあまり見ない。売り場スペースが小さいのだ。
鹿児島県 郡山八幡神社 1559年の補修工事に際して大工が残した落書き
「けちな座主で、一度も焼酎をふるまってくれなかった」とのこと。
ヘンテコな焼酎ブームとブランド化もありましたしね。
主流に対するアンチテーゼは、私に対する抜群の「殺し文句」です(笑)。
米の味わい方、利用法のひとつとしての「試み」ってコトですが、こういうのは好きですねぇ。
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