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小銭支払いは、カルトンが”おまる”に見えてくる時がある

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このポップの下の方にある「財布から細かいお金を探してだす行為の制限を時間5秒とさせていただきます」というのを見て思い出しました。

***********************


カルトンが”おまる”に見えてくる時がある。
小銭支払いは他人の「生理現象」を見せつけられている気持ちになる。


※カルトンとは支払いのやりとりの時に使われる小さめのトレイのこと。



レジで支払い金額が確定した後に財布を開けてゴソゴソと「気張り」だす。

1まぁーい2まぁーい3まぁーい・・・。
出したい出したい1枚でも出しておきたいこの機会に、と言わんばかりの勢いで自分の世界に入り込み、使い勝手の悪そうな財布から便秘のように小銭を穿り出す。

当時、「小銭べんじょ」と命名した。

客の「排泄欲求」に付き合うのは意外にストレスが溜まる。
遠い目をして棒立ちの私、増える行列。
公衆の面前で排泄するのはさぞかし気持ちよかろうて・・・。
不要と思われるものを出しておきたい、皆の前で。


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「あ、小銭出したい」

便意発動である。
レジが完全停止。もちろん従業員(1名)の業務が完全停止。
金銭授受最優先なのでうっかり他の作業もできない。

行列がドンドン長くなる。
ほかの店員はフロアの接客に追われ始めてきた。

出し終わったか。
すっきりした顔の客をしり目に、カルトンの上の小銭を数えなければならない。
小銭を逐一数えた出した本人はわかるだろう。
しかし、こちらはそれを念のため確認しないといけないのだ。
レジが続くと「ゲシュタルト崩壊」気味になるので小銭がたまに分からない時が出てくる。


さらに遅いのが「神経反応遅延タイプ」で、
1.支払金額を伝える
2.札を出す。動きがいったん止まる。
3.念のため「よろしいですか」と確認して、
4.いざ打ち込む直前で

「あ、待って」

財布の小銭を出し始める、というか見始める。
小銭入れを出す、財布を開ける、探し出すという3アクションになるとパターンもありあり。


単細胞生物の方がまだ神経反応が早いんじゃないかな~。そういえば単細胞生物って神経あったっけ?なかったよな。単細胞だけで生存しているという点では凄いんだよなぁ・・・。
そもそも脳の構造が違うのかな。
など思いながら時間をつぶす。
後ろで待っている客に「このゾウリムシ未満の、無駄に細胞数だけ多い人型生物が悪いんですよ」とテレパシーで伝える。

※類似として
「後知恵タイプ」
「後知恵バイアス」とはまたニュアンスが異なり、ひとつの事象をきっかけとして後から後から思考や欲求が生じてくる。
一つ買ってはまた一つ買う。まとめてレジではなく、複数回に分けて買う、など。
行為としては「コンビニ買い」ともいう。
→DQNや小中学生が一つ買ってはまたひとつ買う、という行動を繰り返すこと。
 集団型で流されやすい若年層に多いと思ったが、大人でも意外と多いことに後に気づく。大人の場合は店員などの反応を見る集団内での自己主張の一環である「愉快型・冒険型」ではないと思われ、そういう点では意外に闇が深い気もする。


段階型の直列思考であり、A→【B(→C)】の場合、Aという事象が完結しなければBという事象・段階は出現せず、またBの事象が完結しなければCは出現しない。
ひとつの事に対して「こだわり」が強すぎるために次のフェーズが出現しないという点では一種の発達障害なのではないかと思うこともあり。



ただ、たまにスマートなお客さんもいて、あきらかにこちらにストレスを感じさせないスムーズな動作、出し方、数えやすい(認識しやすい)置き方をする人もいた。
老若男女関係なかったので、これはやはり人によるとしかいえない。
育ちや教養、心の余裕ってやつかもしれないけれど。




トップの画像の主張ですが、これからの日本はこれくらいでちょうどいいんじゃないでしょうか。
商品やサービスを間に挟んで5分と5分。
サービスを受けたければもっと良い店に行かないと。

サービスを過剰に欲求する乞〇根性はイヤですね。

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節分祭。  ・・・有名神社仏閣の手水舎もご注意・・・

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春節も一段落した・・・かどうかはわかりませんが、第二波として中国に里帰りしていた在日中国人が日本に大挙して戻ってきます。観光地のみならず、住宅地や生活範囲までの汚染が懸念されます。
旅館、ホテル等にも中国人の宿泊客や予約の有無を確認する電話があるとのことですが、警戒、危機管理は差別ではありません。もう政府を当てにせず一般レベルで自衛しないといけない段階だと思いますので。



とうとう他国から日本が「汚染国」認定をされてしまいました。
ミクロネシア連邦が日本を汚染国と認定し、入国制限を設けています。


やむを得ないことかと思います。日本を敬遠している欧米諸国も増えてます。
感染者が2位であることと、中国人が多く訪れる国であることだと思われます。梅毒や南京虫の次はコロナウイルスですか・・・。あの国と民族は本当に”疫病神”ですね。

また、儲けることは悪いことではないけれど、日本人や観光業界があまりにも金に目がくらみすぎた結果、とも言えます。代わりにどれほどのものを失ったか。とりわけ、この一件で「日本の清潔感」の印象が損なわれてしまったと思います。

「政府の対応が遅い」という意見も多いです。たしかにそう思います。しかし、事前に手を打つといつものように「差別アルニダ祭り」(搦手の人道兵器とも)が始まるので、後手にならざるを得ないかもしれません。
加えて、領海侵犯や小笠原諸島のサンゴ密漁などにも危機感を抱かない、「何かが起きてから、失ってからでないと分からない」という今の日本人の特性とも絡んで仕方ないと思います。

「先んじて手を打つ。結果、何も起きなかった(防がれた)。」
これを「無駄だった」であるとか「意味がなかった」と解釈する人間があまりにも多すぎるのです。日本のリスクマネジメントの低さは異常なのです。

中国人・韓国人はバカだけど賢い。
日本人は賢いけどバカ。

そんな感じです。

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おいしい国土にはバカな住民ばかり。
ドンパチしなくても手に入るなら、侵略しない手はありません。
残った住民は操り人形化・奴隷化すれば一石二鳥です。




さてさて、観光地などの公衆トイレや市場、バイキングやホテルのビュッフェ、大浴場なども危険なのは御周知のとおりですが、観光客の多い有名神社仏閣の手水舎もけっこうヤバめです。
中国人は団体で手水舎で「遊び」ます。貯水槽に手を突っ込んで洗う。大声で喋って唾は飛びまくる。下の流しではなく貯水槽に手を濯いだ水を流したり、最悪は柄杓に口をつけてしまいます。
中国人観光客の多い春日大社では疫病退散の祈祷を行ってましたが、その理由が分からないでもない。あそこは中国人が多すぎるので。

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刀剣の展示を見学するために春日大社に参詣しましたが、それはもうひどい有様でした。参道の石燈籠をべたべた触りまくる。土足で乗っかる。腰を掛ける。火袋の窓に貼られた和紙を指や指示棒で突いて破る。手水舎は占拠されて水遊び場と化す。鳥居や柱、壁を触りまくる。
やむなく、手水舎はスルーです。この場合は心でお詫びしながらの参拝になります。




刀剣の展示は中国人が少なくて助かりました。
「童子切」はたいへんよかったです。魔剣というか神刀というべきかもので・・・。何よりも千年近く前の金属工芸品が現存し、なおかつその「機能性」を有するという(刀として斬ることができる)というすごさに日本の有難さを感じます。

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話を戻しますが、春日大社に限らず、中国人韓国人の多い寺社仏閣は見ていて(あいつらに)腹が立つばかり。うんざりです。明治神宮、浅草寺、伏見さん、東大寺、八坂神社などもエライことになっているでしょう。

美術館、博物館も中国人が多いと鑑賞を妨害されます。
奈良国立博物館が以前にやった写真撮影OKの動物の絵画・美術品特集では、地獄絵図でした。(子供が)走り回る。ガラスは指紋でベタベタ。撮影のために展示物から動かない。笑い声としゃべり声でうるさい。

東洋陶磁美術館の竹工芸の作品展でも撮影がひどく、こちらは単独の女性でしたが作品の前でずっと連続撮影。動かない。ほかにも、常設展示である中国陶磁を歩き回りながら流し撮りをする男性。

心の底から「土民ども」と思います。

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日本人の悪い癖なんですが、姿形が似ているからって「同じ」ではないし、親近感を持つのはあまりにも安易すぎる。「外国人と仲良くしましょう教」の人もいますけど、なんでこんなに日本人側が我慢しないといけないのですか?
「インバウンド信仰」「経済のため仕方ない派」の人も一般人でいてますが、観光業界の人間ですらなく、日常で何らかの恩恵を1ミリも受けていないのになんでそんな大局的目線ぶれるのですか?




以上のようなモヤモヤもありましたが、氏神さまへ節分の神恩感謝の参拝に行ってまいりました。午前中に用事があったため午前の節分祭には参加できず、午後一番の神恩祈祷をお願いしてきました。

各地の有名寺社ほどの賑わいもなくつつましい節分の神恩感謝祈祷でしたが、大神さまと私、仲執り持ちの宮司さんと3人でやっていただけるのもたいへんありがたいものです。氏神さまならでは、というところです。
ご厚意で大祓もしてただけました。いつにない節分祭となったことにも感謝の念にたえません。

数え年のお話になりましたが、「年を取る」「年を重ねる」という自分視点ではなく、「年を迎える」という奥ゆかしい視点もあるということに気づきました。歳神さまによって「新たな年を迎える」そういう意味では人はみな平等ですね。

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奈良・大神神社は御神体が山なので、「福は山」。



〇今月の奉献酒
for氏神さま
「菩提もと つげのひむろ 蔵内瓶貯蔵 長期熟成」 @奈良 倉本酒造


for自宅神棚
「金嶽 奈良うるはし 純米酒」 @奈良 倉本酒造


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日本人のバカさ加減


新年になって初のブログ。


いきなりですが、日本人の「お花畑」はどうにもならないものなのでしょうか。
危機管理しかり、外国人しかり。

「友好」というのは文字通りの「仲良し」ではなく、「お互いに不可侵」である認識を持つ必要があると思います。あまりに不用心、あまりに性善説。

「国際交流」「架け橋」という言葉も大好きですね。
自国の文化もロクに知らないのに国際交流だなんて笑い話です。
国と国との懸け橋になりたい「架け橋くん・架け橋さん」もたくさんいてますけど、人を見極める目はお持ちなんでしょうか。どんな犯罪者が来るかわからないのです。便利な「渡し屋」さんにしかならないような気もします。


日本を一歩出れば、欧米であろうがアジアであろうが、外国人というのはそもそもが「生存欲求」という点においてに日本人とは比較にならず、また一瞬でそれはあらゆる事情に対して優先されます。「私が生きるため」にあなたから奪う、あなたを支配する、あなたを殺す・・・あまりにもあっさりと一線を越えます。

「私の知っている外国人は・・・」という人も多いですが、それはあなたのちっぽけな生活範囲だけでしょう?
「根はいいやつ」というのは二面性の表れで、状況と相手によって使い分けているだけです。


皆さん大好きな「お互い様」理論ですが、私はその理論で被害に遭うことは享受できません。



さて、「疫病をばらまく飛蝗」が日本でも蔓延っておりますが、本当にどうにかならないものでしょうか。
彼らを日本人感覚で見ている無知がまだまだ多いのも困りものです。
母国脱出して日本に避難&医療&マスク買い占めを行い、これを彼らは成功体験として拡散。どんどん押し寄せてきます。

「他人が困る、他国が困る」という考えは1ミリもなく、「私と私の隣人が困らない」のであれば問題なし。

彼らは日本の文化を見たくて来ているのではなく、物が「安くて高品質」だから来ているだけです。
リスペクトなんてありません。大量消費のお国柄で、何かを創り出すよりも他から奪ってくる・盗んでくることが得意です。

衛生観念がありません。少し前までどこでも排泄をしていたレベル。

ヨウスコウカワイルカを絶滅させた民族。


そもそも古代の「中国人」は三国志あたりで途絶えています。後はいろんな民族が混じりあった雑民でありながら、強固な中華思想のもと「中国人」となっています。

地球にとって病原菌といっても差し支えない民族ですが、歴史的な周期から考えてもそろそろ終末に向かっているのではないかなと期待しています。お金持ちも晩年はどうなることやら。


漫画でも小説でも題材として日本人は好きですが、それはそれとして、とりあえず中国に謎の憧憬を抱くのは卒業しましょう。今はもう何もない国です。ただ、対人におけるお金の使い方と生き残ることに特化した賢しさにかけてはものすごいものがあるので、警戒はしてもしすぎることはありません。

中国人は徹頭徹尾、中国人なので変わるわけがありません。
そういう性質を理解して警戒と適正距離を保つ必要があります。

日本人のいう「国際交流」は仲良しこよしで、それはよくて外国人の「太鼓持ち」か、下手すれば無条件の隷属にしかなりません。


また、もうひとつの日本人の悪い癖があります。

安倍総理はじめ政府の対応が後手々々と言われていますが、『何かあってからでないと理解できない、納得しない』日本人のバカさ加減を勘案してのことかな?と思いました。

リスクマネジメントが異常に甘い国柄でもあります。事前に手を打って「何もなかった。じゃあ良かったね。」とはならぬ国でもあります。もっとも、ヒグマが住民を殺していても射殺したら「かわいそう」の苦情を出すという、それはそれはもう「お花畑」が咲き乱れております。

入国を制限すれば「差別だ」と大騒ぎ。せっせと対策をすれば「無駄な費用だ」と言われる。
結局、どこかの誰かに被害を受けてもらってからの対応にして「遅い遅い」と言われた方がマシなのかな?と思ったりします。



これから日本人が変わっていくための試練、なのかもしれませんけどね。
生存欲求に従って生きるのは(ある意味)簡単。
その中で道徳観念を持ち得てなお生きる・・・日本人全員に課せられた使命なのか・・・。


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年末詣で。 来年は子年。

来年は「子」の年。

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終わりの「了」と始まりの「一」の組み合わせ。
物事の終始はつまり、中心であり中枢。

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「チェンソーマン」より。


圧倒的な繁殖力は繁栄の象徴であり、大国主を助けた知恵のあるネズミもいる。
一方で人類を脅かす疫病や飢饉の原因でもある。
大黒様のお使いはネズミ。大黒様はマハーカーラ(大暗黒天:インドの魔神)。


「チェンソーマン」のレゼ編が最高の締めくくりを迎えたように、私も「年末詣で」で一年を締めくくってきました。


「年末詣で」。
一年の締めくくり。時期的に神社仏閣も人が少なく、「落ち着いてじっくり参拝できること」がありがたい。



昨年に引き続き、今年の年末詣では12月23日。
平成の天皇誕生日。
一年でもっとも太陽の日照が短い「冬至」の翌日。つまり「太陽の元旦」。
その日に年末詣でができたことはとてもありがたいと思います。

一年を振り返り、氏神さまの御前にて感謝を捧げます。
神恩感謝の昇殿参拝。修祓や祝詞、玉串奉奠・・・内容も順番も毎回ほぼ同じですが、一度として「同じ」だったことはありません。そして、大神様の御前というのは隠し事ができません。

『目に見えぬ神にむかひてはぢざるは 人の心のまことなりけり』 

明治天皇御製

明治神宮で引いた「大御心」の明治天皇御製を思い出します。


宮司さまのお心遣いで「大祓祝詞」もご奏上していただき、恐縮のかぎりでした。
宮司さまが事あるごとにおっしゃるのは
「ことさらにマナーや作法をひけらかさないこと」。
またTPOとともに変化していく生きた文化でもあり、作法には必ず「理由」があります。また「知っていると得をする」「恥をかかない」そういったものでもなく、また自分の心づかいの押し付けになってもいけない。


今時はそこかしこに跋扈する「マナー」ハラスメント。
気をつけねばなりません。


テレビやらスピ系の推しによる、参拝の際にやらねばならぬことがドンドン増えていっている昨今(笑)。
「得をしたい」「マウントを取りたい」そういった欲目を煽ってますからね。住所氏名年齢の告示は言うに及ばず、願い方の順番やまじないめいた参拝順、その他もろもろ、増えていく一方です。ますます参拝行列が長くなってしまいますね。

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とはいえ、神社の参拝で守ってほしいのが「左側通行」。

単純に参拝者の往来をスムーズにするため、鳥居で揖する際にお互いに邪魔にならないため。
お互いに視線がかぶって気まずくならないことはけっこう重要(笑)。
一揖を日ごろからやっている人は前の人がそれをするタイミングがわかるのですが、普段やらない人はまったくわかりません。なので、帰りの一揖の際、振り向いたら真後ろの人と目が合うこともままあります。

また、よく言われる「正中は神様の通り道」ですが、正中は神気も通るけど昇殿で払われた「穢れ」も通るので避けた方が身のためです。

正中、つまり中道を意識して参道を歩くこともまた人生の縮図であります。




〇「年末詣で」の奉献酒。

氏神さま
・うらろまん 純米吟醸 一回火入れ @花泉酒造:福島
同酒造のお酒から数種類をブレンドした一年一回のお酒。


自宅神棚
・白龍 純米磨き九割 @吉田酒造・福井
普段のごはんと同じ精米で醸し出した「普段のお酒」。おかわりしたくなるお酒ということで、正月に試したいですね。



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親謁の儀から大嘗宮見学へ

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皇居・坂下門前の集合地点。
4日の午前7時半前。


12月も半ばを過ぎました。


令和元年における天皇陛下の即位にまつわる行事・神事も滞りなく終えられました。
無事に終わったことは喜ばしいと思います。しかし、ようやく始まったばかり、という観もあります。「一抹の不安」はありますが、新しい天皇陛下とともに次の世に向かって歩んでいきたいと思います。

「大嘗宮」を見ながら思いました。
悠仁様がご即位されるその時を目の当たりにできるのだろうか、と。

ややもすればオカルト、スピ系ですが、天智・天武天皇の再現、天孫ニニギから神武に至る謎の期間、聖武天皇の時代の再来etc・・・様々な転写が今、ここにありありと映し出されていると言います。また、天皇家は125代で一巡したとも言われております。明治天皇の面影を持ち、神武天皇の魂を持つとも謳われる悠仁親王殿下が即位されるその日まで、生きたいものです。

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神武天皇陵への「親謁の儀」の最中、おそらく天皇陛下が参拝された時に晴れ間が・・・。



11月というのは大正・昭和・平成の3代に加えて、この令和においても「大嘗祭」が実施された、いうなれば「大礼の佳節」でした。

同日、氏神さまの「大嘗祭奉告祭」にて『皇室弥栄』を奉納祈願。その後日、京都・奈良の御陵に「親謁の儀」のためにお立ち寄りになられる日に出向いてお姿を拝見することができました。
奈良の橿原神宮・神武天皇陵でお迎え・お見送りすることにしました。駅から離れることを気にしなければ田舎なので沿道は広く、けっこうスペースがあります。
無難に沿道で待機しましたが、後で聞いた話によると天皇・皇后両陛下がお立ち寄りになる近鉄・橿原神宮前駅では3~5時間待ちする必要があったとか。
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現物は予想をはるかに超えるカッコよさと華麗さ。

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天皇皇后両陛下。
天皇陛下におかれましては威厳があり、ややもすれば近づきがたい雰囲気があったようななかったような。

皆さん撮影に夢中ですが、撮ることよりも自分の目でしっかり見る方が大事ですね。



もうひとつの利点は、「親謁の儀」を終えられた後、神武天皇陵の内外の扉が開かれた状態で参拝することができるのです。もちろん中に入ることはできませんし、祭壇があったり幕があったりで、格別によく見えるということはありません。しかし、普段はしっかり閉じられた門が開いている状態で参拝できるのは稀有なことですし、何より天皇・皇后両陛下が儀式を終えられた直後の「神気」めいたものが御陵には満ちていました。

なので、天皇陵近くで写真を撮るのは遠慮いたしました。

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神武天皇陵の参道。奥にチラッと鳥居が見える。
ほんの1時間前までここで「親謁の儀」が執り行われていた


そして、12月。思い切って上京し「大嘗宮一般公開」に参加。大嘗宮を見学してまいりました。
久々の夜行バスで行き、各駅停車の新幹線「ぷらっとこだま」で帰りました。往復だけで14時間かかってます(笑)。
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夜行バスは運よくイビキや落ち着きのない人がおらず、耳栓や首枕のおかげもあってそこそこ寝られました。6時半ごろに東京駅に到着し、9時までの入場時間までどうしたものかと思いましたが、集合地点である皇居・坂下門手前では7時半の時点ですでに100人近く並んでおりました。


私は予め駅のロッカーに荷物を預けて、スマホと財布、ハンカチ、飴、ティッシュだけ持参している状態。持ち物検査はスルーでしたので、易々と先頭列に行くことができました。
(ただし金属探知機チェックはありました)

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おかげで坂下門開門にも立ち会えましたし、大嘗宮も人が少ない状況(警備の方が多い)で見学することができました。この日は奇しくも、「即位礼及び大嘗祭後賢所御神楽の儀」があり、これをもってすべての儀式を終えられました。

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「富士見櫓」
これだけでも見事なものです。
手前には、はしゃいで走り回って撮影をしまくる他国の人間。


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大嘗宮が見えてきました。
我々が先頭集団なので、向こうにたくさんいる人たちは全員警備。

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大嘗宮見学の後は特に予定もなく、まずは目黒の八雲氷川神社、上目黒氷川神社を参拝。明治神宮で再び「大御心」を頂戴し、今年はもう伊勢神宮には行けないので東京大神宮にお参り。ラストは靖国神社と遊就館見学と相成りました。

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八雲氷川神社。
街中とは思えない長い参道が特徴。御朱印はここと上目黒氷川神社を頂きました。


まだ時間がありましたので、靖国神社から東京駅まで皇居をぐるりと歩きました。左を見れば高層ビルがあり、右を見れば中世の城跡・濠があり、それが「皇居」という不思議な光景。時空間の特異点的雰囲気を体感できる、日本という地に住まう「幸せ」でしょうか。



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「和恵差」
(椎の和恵)
Twitterでも話題になってましたが、榊だと思っていたら椎の葉(スダジイ)。
奈良時代以前の・・・ややもすれば縄文時代ほどの古代を感じることができます。
これだけでも見る価値があったと思います。

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大嘗祭も無事におわり

SSブログになってから、何となく使い勝手がよくないと感じております。

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10月の「即位礼正殿」の儀に続き、11月14、15日の「大嘗祭」も無事に終わりましたことを心よりお慶び申し上げます。表と裏、陰と陽、二つの重要な行事・神事を成し遂げられ、おそれながら、名実ともに「天皇」陛下となられたように思います。

15日の未明に御所へお戻りになられる際の御顔はすでに威厳に満ち溢れ、聞くところによりますと、「昭和天皇」の面影を宿していたということです。言われてみれば、顔下半分、あごの感じ、がよく似ていると思いました。

15日は休みを頂き、氏神さまの「大嘗祭奉告祭」に参列し、「皇室弥栄」を奉納祈祷してまいりました。
神話が今に生きる不思議な国・日本に生きるものとしてその一助になればと思い・・・・・ながらも、平成の時には何の興味もなかった分、少しでもその雰囲気を味わいたいという欲目もございます。


一方で、「大嘗祭」が「税金の無駄遣い」「宗教的儀式過ぎる」などという題目で反対しているデモがありましたが、そこで目に留まったのは「神様ぶるな」という文字。

何とも言えない気持ちになりました。

この人が、どのような生まれ育ち、経緯でこういう考えに至ったか・・・。



遺伝子起因か社会起因か、それとも学習起因か、非常に興味深いところではあります。


単純に贅沢な「神話ごっこ」としたところで。
27億もかけて1晩の「大嘗祭」ができることこそが「安寧平和」であるという考えには至らなかったのでしょうかね。そんな余裕のない国なんてゴロゴロありますから。





さて、先にも書きましたが、平成時の即位礼や大嘗祭にはまったく興味がなく、もちろん神社仏閣に足を運ぶのも年末年始くらいのものでした。今でこそ月次祭はもちろん、こういった大きな祭事・神事にまつわる時にも足を運ぶようになりました。

それはやはり祈願ではなく、感謝を奉納する参拝であったこと。そのために昇殿して正式参拝していく中で、様々な作法や所作、威儀物などを見ていくうちにちょっとずつ興味が湧いてきたのも大きいと思います。
祈願ばかりではおそらく「叶うか叶わないか」だけに気を取られてしまっていたでしょうね。




春日大社やこんぴらさん等の神社で絵馬に落書きが相次いでいるそうです。
香港絡みの祈願が書かれている絵馬にはもれなく「修正」が入っているという恐ろしさ。こんなところまで入り込んでいる恐ろしさ。
そして、マスコミではまったく報道しない北京での「肺ペスト」患者発見の報。

大陸国家の「ディストピア」っぷり。蝗のように食らいつくすことだけで後に何も残らない、残せない。
金もばらまくが病気もばらまく。潜在的に日本を侵略したいと考えている。
(基本的に友好というのはありえなく、台湾ですら政治的・対外的パフォーマンスです)

何か事あれば、国内にいる者のほとんどが牙をむく可能性がある。
(ホームセンター等を襲撃され武器になるものを入手されてしまうと、いろいろ終わる)

日本には来てほしくない、居てほしくない民族ですけど、そのあたりに気づかないバカな日本人もまだまだいますからね。あらゆる局面で生存本能を優先させる点において日本人が敵うわけもなく・・・。

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ロイヤルオフ会と「めっちゃ天皇!」発言

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烏が黒いのは何故か。太陽を背負うからこそ、もっとも深い闇の中にいる。

「即位礼正殿の儀」において21発の祝砲の後に烏の鳴き声が響き渡ったという




夜、眠たくて起きていられない・・・ことが多くて、ブログもすっかりご無沙汰しております。
先の伊勢参拝から9月のおついたち参り、「即位礼正殿の儀」に合わせた氏神参拝などはこなしておりました。


先の伊勢参拝の続きですが、伊雑宮で日本酒を奉納したらすぐにお供えしてもらえて、ちょっと感動した話。
「あのお社の前に私の奉納したお酒がッ」という感じで有難さもひとしおでした。
本来的には地元の酒屋(伊勢市か伊雑宮の近所の酒屋)で購入した方が「伊勢にお金を落とす」意味合いではよいと思いますが、今回は「大阪の酒」ということで「天野酒」を持参いたしました。


そして10月22日。「即位礼正殿の儀」。
11月に行われる「大嘗祭」と並んで、天皇陛下が天皇陛下になられるための重大行事です。神事、秘儀、皇室の性格が強い大嘗祭が「裏」ならば、「即位礼」は表で「国事行為」ということです。
なので、氏神様で「国家安泰」を奉納祈願してまいりました。
大神様の御前でいつもより力の入った祭祀の宮司さんに、こちらもいたく感動です。
この日この時に立ち会える喜び、ですね。

参拝の最中、後ろの拝殿(賽銭箱の前)で、住所・氏名・年齢の後に祈願内容やら感謝やら何やらをゴニョゴニョ述べる参拝客が登場。おもわず吹きかけました。うっとうしくはなかったのですが、これを聞かされる大神様の身にもなってください(笑)。ゴリ押し感がひどい。

大神様の前では何も言わず、ただ日々の感謝を思うだけがベストではないか、と再確認した次第。
住所氏名等を述べるというのはどこから始まったんでしょうね?


帰宅して「即位礼正殿の儀」の動画やら中継やらを見ました。

上品で深い色合いの黄丹袍(おうにのほう)に身を包まれた秋篠宮殿下が御腰に佩くのは代々の皇太子に伝わる「豊後国行平御太刀」ではないですか。このように実際に着装されている状態を見ることができるのは稀なことです。秋篠宮殿下におかれましては昨今の”揚げ足取り”にも似た周囲の非礼なはたらきかけに負けず、お気を強くもっていただきたく・・・。
皇室が庶民に親しみやすくなるのは良いのですが、あまりに「開かれた皇室過ぎる」のも考え物です。いろんな輩がいますから。


高御座におわす天皇陛下におかれましては、そのお姿から何から何まで、威厳めいたものを感じます。「大嘗祭」が済めば、さらにその格を増すことかと思います。


一方で参列者側は世界のロイヤルばかりで、これほど集まることはなかなかないでしょう。この後に開催された「饗宴の儀」に至ってはネットで「ロイヤルオフ会」とまで言われてました。オランダ、ベルギー、スウェーデン、スペイン、ルクセンブルグ、中東諸国の王侯貴族。大英帝国のチャールズ皇太子。バチカンの枢機卿。”カーディナル・レッド”ですが、本物は違う・・・。

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おもわず唸ってしまった。


お金、経済力、軍事力では動かし難い人々・・・。そういう層の人たちが集まってくれたのは、やはりとてつもなく長い歴史を持ち、男系の万世一系という世にも稀有な存在である「天皇」だからこそだと思います。


言葉を借りるならば、
『限りなく古く、また常に新しい』
の顕現なのですから。

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トルメキア王国 ヴ王
土鬼諸侯国と交戦中のため日本国の「即位礼正殿の儀」には参加されず


そういう存在に対して、話題になった反応が、

「めっちゃてんのうなんだけどおおおお!!」



反応がポップアイドルと変わらないんじゃないかな?
細かいことはさておいて、これはこれでよろしいかと思います。日本人の心に根付いている何かの発露、ではないですかね。

まぁ他国から見れば贅沢が過ぎる話ですけど(笑)。

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少なくともですね。
「生き恥」の体現であるどこぞの知事さんとはくらべものにはならん話です。


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〇即位礼当日祭における奉納酒
・「秋水 特別純米」 河津酒造@熊本県

自宅神棚用
・玉旭 MOTHER 酒母搾り純米〇原酒 玉旭酒造@富山県

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2019年二度目の伊勢神宮参拝

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やっぱり便利な「伊勢神宮参拝きっぷ」

8月の末のことですが、本年二度目の伊勢神宮参拝に行ってまいりました。
今回、撮影はほぼ無しです。なので画像は借り物ばかりです。すみません。


コースは基本である「外宮→伊雑宮→内宮」で、特に何処に寄るということもありません。あっさりとした感じですが「観光」ではなくて「参拝」なので行けるだけでも十分有難いものです。しかし、今回は人生で初めて、しかも神宮で「御神楽」を奉納するという一大行事がございました。

さすがに外宮・内宮の両方で奉納することは予算的に無理なので、「外宮先祭」に則り外宮で上げさせてもらいました。余談にはなりますが、生きてきた上での(どちらかといえば社会の一個としての)感謝は外宮、国体や日本に対する感謝や繁栄の祈りは内宮のようです。あくまで傾向としてですのでその限りではありません。

また、せっかくの機会なので神宮に日本酒を奉納してみようと思い立ちました。ついでと言っては何ですが、伊雑宮でも奉献酒をやってみようと。
関西方面として考えるとやはり持参するのは「天野酒」でしょうかね。
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持参せず、地元で購入するのもひとつ。
多少でも荷物を減らせるだけでなく、その地域にお金を落とすことになります。


今回はビジネススーツではなくて、中古で買ったフォーマルスーツ。御神楽を奉奏いたしますので白いネクタイ。神様への気遣い・・・・・・とはいえ、さすがにきちんとした服装の人が少ないと浮きますね。「張り切ってる感」がものすごいんじゃないかなぁと。
神宮はただの「掃除の行き届いた日本庭園」ではなく「神苑」と思っております。日本に生まれ育つ最大最高の特典のひとつが「伊勢神宮参拝」ではないかと。生きながらにして神域に行けるという・・・大袈裟ですけどね。

ただ、パワーをもらえるとかリセットするとかそういうコトは一切なしで、感謝あるのみです。


毎度おなじみ「伊勢神宮参拝切符」で早い時間の電車に乗って、9時前に近鉄伊勢市駅に到着。必要なモノだけを持ち、あとはコインロッカーに預けます。外宮に到着し、トイレで身支度を整えて火除け橋を渡ります。
鳥居や橋で一礼する人が(神宮規模で考えると)意外に少ないんですよね。


順序としては「御神楽→御垣内参拝」が良いようで、さっそく受付で申し込みます。その間にも隣の御朱印受付には御朱印軍団がぞろぞろ来ております。神職さんの大変さを思いながら、必要事項を記入していきます。

分かりやすい字で記入し終えた用紙を渡し、持参した「奉献酒」を渡します。受付が済んだ後は傍の待合室に入り、呼び出しがかかるのを待ちます。
窓から授与所を眺めているとぞろぞろと「観光客」が来ています。皆おもむろに御朱印帖を取り出し、御朱印を頂いています。中には参拝前にもらっておこうというスタンプのノリな人もいてます。

さて、運が良い・・・のかもしれません。ほかに誰も来ません。
15分ほど待ったのちにお呼びがかかりました。案内に従って神楽殿に向かいます。


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ご正殿側から見た授与所と奥の神楽殿


やや薄暗い神楽殿の正中を避けた中央左寄りに着座します。神宮だけに、祭壇に飾り気はありません。
他ではあまり見ない大きな榊の枝が左右に在り、修祓(しゅばつ)も大きな榊の枝で受けます。

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「修祓」
榊の大きな枝でじっさいに受けてみるとその迫力に驚きます。


01.修祓
02.神饌を奉納
03.雅楽の演奏
04.祝詞奏上
05.御神楽奉奏
06.奉納者による二礼二拍手一礼
07.直会(御神酒)と撤下品授与

大まかな流れとしてはこんな感じです

楽師4人と舞女(巫女さん)が入室してきます。私ひとりなので、この時点でかなり緊張しています。


「02.神饌を奉納」では奏でられる音に合わせて左右対称に動く舞女が素晴らしいのです。中央を横切るたびに一礼動作が入るのも見どころです。
奏でられる音といい、巫女さんの動きといい、まさに「神宮」といった格を有しているわけですが、それもそのはず。専門の楽師団を抱えているのですから。文字通り、格別ですね。

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参考。「冠」の一種
当たり前ですけど、神社の祈祷では烏帽子の方が多いです。


「03.雅楽の奉奏」を経て「04.祝詞奏上」ですが、祝詞を上げられる神職さんがきっちり「冠」を被ってます。
低くもなく高くもなく澄み渡って響いているようで意外にはっきり聞こえない独特な発声で祝詞が詠みあげられます。

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私は(低頭してますので)ちらっと後ろしか見えませんが、最終的にはこういう感じの姿勢を取られていました。


「05.御神楽奉奏」はもちろん見事の一言ですが、神宮は「琴」が加わります。もちろん弾いているのは男性の楽師ですが、いや~、カッコいいと思いました。

楽師と舞女が退室し、神職さんから「06.二礼二拍一礼」を申し付けられます。
静謐な神楽殿に響く拍手。感謝の念に堪えません。

そして「07.直会と撤下品授与」。
御神酒をいただいた土器(かわらけ)をお土産としていただけます。そしてずっしりと重い木箱に入った「御神楽札」。思っていたより大きいのです。
まさに夢のようなひと時でした(30~40分くらい?)。

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右側が神宮で頂けるかわらけ(土器)。
何に使おうかな。


神楽殿を退室し、このまま御垣内参拝へ向かいます。

私より先に、御正殿にひとりのスーツ姿の男性が入っていきますが、御垣内参拝ではなかったです。何だか知りませんがモゴモゴ唱えています。こういった「パフォーマンス」には近寄らず。好奇心(野次馬根性)も禁物です。

宿衛屋にいくと、他の人の御垣内参拝の途中でした。他の人に出くわすのは初めてですね。
待っている間、衛士のおじいさんに「いま神職さんが1人なのでちょっと待っててくださいね」と話しかけられました。こんなのも初めてですね(御神楽奉納済みの紙袋を下げていたからかな?)。

雑談しているうちに先の人が済み、私の番になりました。
何度やっても相変わらず緊張します。

御垣内参拝はまだ知らない人が多いですが、万人に知らしめるものでもないでしょう。ご利益とかパワースポットとかそういった世俗的なことや利己的なこととはまったく縁遠いものです。何もありません。感謝を奉げることはあっても何かを得るということはないです。

御垣内参拝の後はいつもの通り、多賀宮などを巡って参拝します。

一通り参拝した後で「剣祓い」を頂戴しに授与所へ行きましたが、少々不勉強な連中が「交通安全とか家内安全とか、そんなお守りはないですかね?」なんて聞いておりました。外人を一人連れたカッターにスラックス姿の、何かのビジネスマンっぽい3人組でしたが、伊勢神宮は「私幣厳禁」の基本を知らぬ?

もっとも、今時はそういうお守りがあるんですけどね。聞く前に自分で見て探せばいいのに。
(こういう売店感覚がある人がなぁ・・・)
下手にお守りなどを渡すよりは参拝記念品などの方が宜しいかと思いますけどね。


残念ながら「せんぐう館」11月再開なので今回はまだ見学することが出来ません。外宮を後にして、伊雑宮へ向かいます。

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8月のおついたち参り スパークリング日本酒

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つい最近発見の報があった「最古の日の丸」候補のひとつ。
後醍醐天皇下賜の伝えあり。



「おついたち参り」

8月は珍しく旧暦と日付が重なる月です。
8/7は旧暦の7/7で、「七夕の節供」。同時に土用明けで次の日から「秋」。と言っても、神社の場合、七夕関連で何を御供えして良いやら。

先月末に明治神宮、靖国神社参拝の帰還報告をさせていただき、また今月のおついたちにやってまいりました。9月のおついたち参り・神恩祈祷の予約もいれさせてもらいました。



10月は「即位礼正殿の儀」、11月には「大嘗祭」があります。天皇陛下一世一度の儀式、せっかくなのでそれに合わせて昇殿参拝したいところですね。前者は国事なので「国家安泰」、後者は皇室関係なので「皇室弥栄」を奉納したいと考えております。




〇氏神さまへの奉献酒
・酒田錦 本醸造 生貯蔵酒 1800ml  瀬戸酒造@神奈川県
「アル添」ではありますが、店主のチョイスを信じます。
特に思い入れはありませんけどぱっと目に留まったのと、復古系の酒は好きなので。

〇自宅神棚用
・久保桜 純米スパークリング 加茂川酒造@山形県
実はこちらが本命。
ただ、活性酒なので(気温そのままの)拝殿に御供えして吹き出しても困るので、自宅神棚用に。
店主にお話を伺うと、なかなか興味深いお酒です。


・皐ロ万(さつきろまん) 純米大吟醸  花泉酒造@福島県
量り売りでいただきました。安心安定の花泉酒造。
いやほんと、美味しいですね。休日に昼間から飲みたい。
菊姫酒造イチオシの弟も美味いと。



何というか、神さまと楽しみ、家族と味わう酒は実に美味。
久保桜スパークリングは15日に開けました。冷凍してから開栓。
お盆という事で祖霊ともども家族団らん。ちょっと油断して飲み過ぎたのか、私と母が珍しく酔いました。
むちゃくちゃ美味ッ!・・・ということはありません。
ただ、わりと後を引くタイプで、炭酸水的な感じで食べて飲んで、とやってしまう感じです。


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歴代天皇の中でも屈指の霊格者である後醍醐天皇。
明治天皇はその南朝の系譜と言われており、長らく表舞台に出なかった分、そういった霊力は北朝系よりも維持されていたらしい。新しい天皇陛下の御代に、後醍醐天皇下賜の「最古の日の丸」が世に出るのもまたなにかの縁(えにし)でございましょうか。


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BBQは「知性の低さ」を表す基準

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バーベキューの18人が渓谷で孤立か「車が水没」 大分 玖珠町

14日夕方、大分県玖珠町の渓谷付近で、バーベキューに来ていた18人のグループから「車が水没して動かなくなった。助けてほしい」と消防に通報がありました。グループとは電話で連絡が取れていて、今のところけが人はいないということで、警察と消防が捜索を続けています。




14日午後4時半ごろ、大分県玖珠町の大谷渓谷付近でバーベキューに来ていた18人のグループから、「車が水没して動かなくなった。助けてほしい」と消防に通報がありました。

警察と消防によりますと、このグループは大人7人、子ども11人で、中には生後5か月の赤ちゃんもいて、車6台に分乗して移動中に周囲が水没したため身動きが取れなくなったということです。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190814/k10012035561000.html


こんな時に赤ちゃん連れてバーベキューって、バカ?
「放っておけば来年の盆に帰ってくるだろ」というブラックなジョークも出てくる有様。


奇しくもあの「玄倉川水難事故」と同じ日。
1999年8月14日。歴史は繰り返し、人は学ばない。


盆の時期は本来的には家でおとなしくして祖霊とともに過ごすという習慣はともかくとして、台風の日には水辺に近づかないという日本人の危機感すら失せてきたのでしょうか。




BBQというのは「知性の低さ」を表す基準にしてもいいとおもうんです。
自然の脅威を知らない、分からない人間は、組織や地域、家庭にとって害悪にしかならんのです。

台風や熱帯低気圧が近づくと気圧の変化でテンションが上がります。
特に子どもなんかがそうで、大人はそれを理性で自我をコントロールしますが、それができない大人が増えてきているという事だと思います。台風の日に大型ショッピングモールに出かけるような人たちは大なり小なりその部類に当てはまるんじゃないかと。
「自分だけは大丈夫」という妙なバイアスもありますしね。


BBQというのは、

知性の低さ。
危機感の乏しさ。
モラルの欠如。
高い利己性。

・・を示し、平和の産物とはいえ、保安の懸念材料としかならないような気がします。



正直、「玄倉川水難事故」って今でもあまり見たくないんですよね。
被害者がその人間性ゆえに今だに非難される稀有な事故でもあります。
あらゆる避難勧告を無視し、時には暴言・暴力で追い返し、ギリギリの状況になってさえも「助けろ」と上から目線で命令形。地元で幅を利かす「在日」らしかったですが、それにしたところで、極限状況における獣じみた本性がにじみ出て怖いんですよね。日常でもどれほどの人間に迷惑をかけていたのだろうと考えると余計に。


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